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半巾帯とは?どんなルールがあるの?


こんにちは!着付け講師のAlisaです。


3回目の今日は半幅帯についてお話をしていきたいと思います。


半巾帯とは?


半幅帯って聞いたことありますか?「はんはばおび」と読みます。半巾というのは、幅が半分という意味です。普通の帯は8寸(約24センチ)くらいの幅ですが、半巾帯は4寸(約12センチ)くらいの、文字通り半分の幅の帯です。


浴衣に締めることが多いので、浴衣用帯だと思っている人もいますが、実は普通の着物に締めてもいいんですよ。観光地でよく見るレンタルの着物を着ている女性、彼女らが締めているのは、実は半幅帯が多いの知っていました?


半巾帯のルールとは?


勘のいい読者の方はすでにお気づきかもしれませんが、半幅帯はとってもカジュアルな帯。浴衣と合わせることが多いくらいですからね!


結び方もこれじゃなきゃいけない!というルールはなく、なんでもありなんです。だからいろいろな結び方を発明して、SNSで発信している方もたくさんいますね。


半幅帯のいいところは、帯枕を使わないのでお太鼓結びをする名古屋帯や袋帯に比べて、締めていてもラクだということ。帯揚げも必要ありません。(おしゃれでつけている人もいますが。)


個人的には、帯枕がない分、夏は背中が涼しいので本当に重宝しています!


半幅帯の結び方


半巾帯の結び方には、文庫やカルタ、貝の口などいろいろあります。最近は三重仮紐を使って、華やかなアレンジの結び方をしている人もたくさんいます。


わたしは中学生の時に、お母さんに最初に教えてもらったのが文庫結びでした。立体的なリボンみたいでかわいいので、はじめて学ぶのにおすすめです。

*文庫の結び方


半幅帯はリバーシブルで使える帯も多いので、結び方によって、柄の見え方や着物の印象が変わってとてもたのしい帯です。また結び方も他の帯に比べてとっても簡単なので、初心者におすすめです。

*貝の口の結び方。本当に貝っぽくて言い得て妙!!


帯が難しそうだから着物は無理だなーって思っている方は、ぜひ半巾帯から始めてみてはいかがでしょう?


 

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